虚偽説明、パワハラ放置、受診妨害…SECOM100%子会社「株式会社TMJ」の所業

TMJ株式会社HP

経緯

NさんはTMJ株式会社が同じSECOMグループのセコム医療システム株式会社から業務委託した、電子カルテのコールセンターの管理者として、2020年1月にTMJに入社をしました。入社時にTMJのH田マネージャーから「1年間位業務を覚えるのにかかる」「仕事もクライアントが教えてくれる」「同じセコムグループだから安心だ」「3月から人を入れるが、それはセコム医療システムが見てくれる」との説明があり、医療関係の経験がないことが不安要素だったNさんは、安心して入社を決めました。

しかし、いざセコム医療システムでの勤務が始まると、「3月から来る新人はNさんが見ることになっている」「金を払っているのはこっちですよ?理解されていますか」と告げられ、たった2ヶ月で業務を覚えて、それを新人に教えなければならないという極めて無茶苦茶な話をセコム医療システムから知らされたのです。

その後、H田マネージャーに対応を求めるも何ら対応はされる事なく、1年間位かかる業務を短期間で習得しなければならなくなりました。しかもその研修方法は、Nさん自身で受けた案件は、大量の報告書から自力で答えを探し出すという非常に不合理な方法でした。「仕事もクライアントが教えてくれる」という説明も虚偽だったのです。

更にNさんは、電話を受けながら当初説明にはなかったマニュアル作りもしなければならず、労働密度が増した状態で勤務をさせられたのです。

3月に入り、Nさんは必死で新人研修をしていましたが、業務委託の仕事なのに新人の指示命令系統をセコム医療システムのO氏に奪われ、偽装請負の状態になりました。偽装請負は違法行為になるので、NさんはH田マネージャーにも相談しましたが何ら対応はされませんでした。

この様な状況が続き、ついにはセコム医療システムからハラスメント行為も受けるようになったNさんは、心身共に疲弊して、4月14日には起き上がる事ができなくなりました。Nさんが精神科に受診したい事をメールでH田マネージャーに伝えるとH田マネージャーからとんでもない電話がかかってきます。

「私を裏切らないでほしい」
「セコム医療システムから来なくなると困ると言われている」

なんとH田マネージャーはNさんの受診を妨害し、無理やり出社させたのです。普通なら病院に行くことを勧めるのが企業としての当たり前の行動ではないでしょうか?そしてとうとうNさんは5月19日からうつ病を発症し、休職せざるを得なくなってしまいました。

TMJの不誠実な対応

その後Nさんは当組合に相談し、TMJと団体交渉を行うことになりました。TMJからは「Nさんの主張は一切確認出来ない」と強気な回答書が届きました。しかし、いざ団体交渉が始まると回答書に書いている具体的な内容をH田マネージャーは一切説明できません。また当初の説明と話が違った件に関しても、H田マネージャーは「そもそもNさんから話が違うと言われた事がない」「裏切らないでほしいとも言った事がない」と平然と嘘を述べて不誠実な対応を繰り返します。

しかしNさんはH田マネージャーとの面談時の会話を録音しており、その面談の中で、NさんはH田マネージャーに話が違う件を伝えています。H田マネージャーも「また話が違うと言われたら困るし」と発言しているのです。更にH田マネージャーは続けて「蓋を開けてみたら話が違うのはあるある」「全部が全部言われてた通りにはいかないでしょ」「一つ一つ言われると何とも言えなくなっちゃう」と当初の説明が虚偽であったことを認めているのです。団体交渉の場でその録音を聞かせるとH田マネージャーは一転して押し黙り、その場ではTMJ人事労務部長のU野氏から再調査をしますと回答されました。

しかし、その後も誠実な対応をされず、団体交渉の場で明らかな嘘をついたH田氏について「マネージャーとして著しく対応が悪かった訳ではない」などと意味不明な回答が続きました。

Nさんと当組合は話し合いでの解決を追求し、半年に渡ってTMJに真相究明と誠実な対応を取る機会を与えてきました。しかし、TMJは話をはぐらかすばかりで、事実を明らかにするつもりも、誠実に対応するつもりも微塵もありませんでした。

話し合いで解決がのぞめないのならば、話し合い以外の方法で解決する以外にありません。当組合はTMJに対し、この国の憲法と法律が認めるありとあらゆる方法で、然るべき責任を取らせます。

TMJで働く皆様で同じ様な目に遭わされている方がいれば、ぜひご連絡下さい。