大阪市内で多数の就労継続支援A型事業所(障害や難病のある人が、雇用契約を結んだ上で一定の支援がある職場で働くことができる福祉サービス)を運営する一般社団法人。
当組合は、一般社団法人KIZUNAが運営する就労継続支援A型事業所『Be Happy キャリア』ならびに『Be Happy あべの』で行われた大規模な退職勧奨(事実上の整理解雇)事件を皮切りに、事業所内での職員による利用者への様々なハラスメント、支援体制が整備されておらず利用者が放置されている問題、R18コンテンツの作成・配信・講習の問題、Adobe・Windows等の不正利用など、数々の問題について団体交渉を申し入れていました。
一般社団法人KIZUNAはこれに対し弁護士を立て、弁護士を通して団体交渉の日時についてすり合わせを行っていたのですが、まさにその最中に一般社団法人KIZUNAの職員2名が、精神障害当事者である当該組合員を個別に呼び出し、携帯電話の電源を強制的に切らせた上で、「組合を辞めてほしい」などと脱退勧奨を行ったのです。その結果、当該組合員は精神状態を大きく悪化させることになってしまいました。
労働組合員に対し脱退を働きかけることは、労働組合法において禁止されている犯罪行為であることは言うまでもありませんが、それ以上に、支援を必要とする精神障害当事者に対し、支援を行わなければならない立場であるはずの法人職員が、1時間以上に渡って、「重要な仕事を任せられなくなるかもしれない」などと不利益を与えることを示唆しながら、精神的圧力をもってしてその内心に干渉しようとしたことは、どのような言葉をもってしても形容できないほど下劣かつ醜悪な行いであると言わざるを得ません。
当組合はこの一般社団法人KIZUNAの行為を絶対に許しません。
加えて、話し合いでの解決のために交渉の日時の調整を行っている最中にこのような行動に及んだことは、一般社団法人KIZUNAには誠実に話し合うつもりなど毛頭ないということを明らかにしたものです。
当組合は、就労継続支援A型事業所という特殊性に配慮し、事態を公にせず、話し合いにおける解決を望んでいましたが、相手方にその意志がないと分かった以上、話し合い以外の方法による解決を目指すこととしました。
↓当組合要求書(公開情報以外の氏名については伏字で記載)
当組合が交渉を申し入れる以前から、一般社団法人KIZUNAの運営事業所内では、多くの利用者から責任者による納得のいく説明を求める声が上げられていましたが、一般社団法人KIZUNAの代表理事である濱口聡氏ならびに理事藤代真未氏(一般社団法人サンプレイス理事長)は、一度たりとも利用者たちの前に姿を見せず、現場責任者にその対応を丸投げしてきました。そして当組合が交渉を申し入れると、今度は弁護士にその対応を丸投げするという、無責任極まりない態度を取り続けています。濵口聡代表理事ならびに藤代真未理事がどのような人物であるのか、利用者の皆さんですら分からないのですから、当組合には知りようがありませんが、少なくとも困難を抱え生きる人たちに真剣に向き合うつもりがないことだけは明らかでしょう。
当組合は市民社会と連携し、一般社団法人KIZUNAの社会的責任を徹底的に追及していきます。
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