(株)オールケアライフと団体交渉

先週(11/24~30)は水・木・金曜と3つの団体交渉がありました。

《団交ウィーク》その3
オールケアライフ

・統括本部「オールケアグループ
・門真市と北摂地域で10ヶ所の事業所を運営 (株) オールケアライフ
・生活介護・放課後等デイサービス・福祉型短期入所「オールケア豊中

主に重度の障害者への福祉サービスを提供する「オールケアグループ」。2004年の開業以来約20年でグループ企業14社・従業員700名を擁し、居宅介護・重度訪問介護・生活介護・計画相談支援など、幅広い事業を展開しています。

Yさんは、このグループの「オールケアライフ」が豊中市内で経営する生活介護・放課後等デイサービス・ショートステイの事業所「オールケア豊中」で児童指導員として働いています。

この事業所では、私たち北大阪ユニオンが相談を受けるケースではよくある、「労働法がまともに守られていない」とか「ハラスメントが横行している」といったことはなく、いわゆる「ブラック職場」ではありませんし、Yさん自身が特に重大・深刻なトラブルを抱えているわけでもありません。ただ、会議でも、ごくごく事務的・実際的・実務的なことを確認される程度で、ケアのあり方、また従業員の待遇といった大切な問題については、「会社が決めたことが上から降りて来る」「従業員は意味も分からずただ従うだけ」という雰囲気。より良い事業所として、利用者の皆さんにより良いケアを提供するためには、従業員がより自主的・自発的に意見を出し合い、みんなで話し合って決定するという風通しのよさが必要ではないか。そんな思いから組合に加入し、会社と話し合いの場を持つことにしたのです。

この日の交渉は、会社側からは社長の谷口氏が出席。組合側からもYさん本人と執行委員長の木村だけ、労使双方で3人だけの小さな話し合いとなりました。

当方要求のポイントは、

「大切な問題は、決定する前の案の段階で社員に説明し、社員の意見を聴く機会を設けてほしい。その場で出た意見は、できる限り尊重してほしい」

・・・ということです。

いくつか具体的な提案(交通費の上限撤廃、住宅手当の創設・導入)もしましたが、交通費については上限を超える人が例外的少数であること、また会社都合による異動の場合は上限を超えても支給していることから、当面、必要性を感じないとのことで、見送りとなりました。また、住宅手当については今後の検討課題とすることになりました。

交渉では、会社側も威圧的・高圧的な姿勢は全くなく、それどころか、基本的な考え方としては組合の主張に賛同してくれました。今後は、できる限り社員の意見を聴く努力をすること、また必要に応じて継続的に話し合いをしていくことを確認しました。

全般に、友好的かつ建設的な雰囲気での話し合いとなりました。

交渉終了後、Yさんとは、「この日の話し合いについて他の社員にも伝えて、みんなの声を取りまとめながら、可能なら組合に加入する/しないにかかわらず交渉にも参加してもらって、今後、より実りのある話し合い、より良い職場をつくるための建設的な協議ができるよう頑張りましょう」と話しました。

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