お祭りに出店。豚汁爆売れやでほんまこれどないなっとんねん

毎年11月に豊中市役所近くの大塚公園で開催されている『市民力フェスタ』。

簡単に言えば、豊中市内で色んな活動する市民運動グループでやっている秋祭りです。

豊中市内に支部を持つ私たち北大阪ユニオンも出店で参加しました。


↑当日の様子

これまでイカ焼きや焼き鳥など、様々な商品で辛酸をなめさせられてきた我々…。

前回の焼き鳥では、大人数名が丸1日働いて純利益600円という衝撃的な結末を迎えました。

支部会議で会計を報告したときのなんとも言えない空気は今でもたまに思い出します。

まあ普通に原価率とかまったく計算してないからなんですが。算数ムズい!

 

「もうあんな思いは嫌だ…」

「現場で調理はしたくない」

「余っても困らないものがいい」

打ち合わせを重ねた我々はとうとう結論にたどり着きました。

豚汁と炊き込みご飯、売ろう!!

豚汁なら前日の夜に寸胴鍋で大量に作っておけば当日はカセットコンロで温めておくだけ。

炊き込みご飯も前日に仕込んでおいて、組合事務所で炊いて詰めて持ってくればいい。

当日肌寒い気温になったりすれば、爆売れも夢ではない。

これや!!これしかない!!

 

さっそく業務スーパーに価格の確認へ。

今回は元食品メーカーの組合メンバーに最初から参加してもらい、原価率の計算もバッチリ。

さらには前日の仕込みには現役調理師の組合メンバーが参戦!

野菜の皮で出汁を取る、豚肉は一回炒めて余分な脂を落とすなど、細かいプロの技をおしみなく注ぎ込み、とうとう完成!

うまそうじゃん。

炊き込みご飯も鶏肉を炊いた出汁を入れたり、枝豆で彩りを添えたりと、料理人の腕が光る。

丁寧に作ったぶん3時間半もかかったが、とにかく仕込みも完了。

あとは当日を待つのみ。

売って売って売りまくるど~待っとけよおんどりゃ~。

 

そして当日。あっという間に設営完了。

こりゃ楽でいいわ。現場調理だとガスボンベ持ってきたり調理台やら調理器具やら持ってきたり大変なんですわ。

もうついでにワインも売ろう。売れるもんは売ろう。金ないんやうちのユニオンは。

そして午前10時、とうとうお祭りスタート!

市民力フェスタは14時終了。つまり勝負はたったの4時間。こいつは時間との闘いやで!

11時、炊き込みご飯はちらほら売れるも、豚汁はまったく動かず。

11時半、状況は変わらず。

炊き込みご飯は心配なさそうだが、豚汁が売れなさ過ぎてヤバい。

友だち連れの小学生に「豚汁どう?」と営業をかけたら「いらん」と言われた。

マズい…豚汁は軽く50食分はあるぞ…こんなに子どもウケが悪いとは思ってなかった…お持ち帰りは嫌だ!

損切りのために値下げをするか、それとも12時からのランチタイムまで待つか…いやでも今日普通に暑いぞコレ誰が豚汁なんか食うねん…全ての飲食店が経験したであろう苦悩を全身で感じつつ、とうとう時間は14時タイムアップ!

結果は…

 

豚汁、炊き込みご飯、ワイン、すべて完売!!

いや~、本当によかったです。

結局は12時過ぎてから瞬く間に売れてしまい、13時くらいにはもう売るものなくなってましたね。

今後市民力フェスタはこのラインナップで決定!

天気も良く、音楽聞いてお祭りの雰囲気を楽しんだ週末でした。

 

●今回参考にした豚汁のレシピはこちら→ https://cookpad.com/recipe/6012274

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