《株式会社ダイレクトマーケティングミックス》雇止めを撤回

突然の雇止め、交渉申し入れ翌日に撤回

株式会社ダイレクトマーケティングミックスHP

様々な企業からテレマーケティング(電話による営業、コールセンターの請負など)を受託するほか、人材派遣やコンサルティングなどを行う企業グループ。創業十数年だが、テレホンオペレーターのアルバイトスタッフを含めると数千人規模の会社で、中核企業は東証一部上場だ。

最初はCRTMという会社で、その後一つの部門が独立・分社化したDRMでオペレーターとして働いているOさんが、5月末に「6月1日から30日までの次回契約を更新せず雇用終了とする」と、突然の雇止め通告を受けた。業務縮小とOさんの営業成績不良が理由だと言うが、Oさんが直接担当している商材は確かに業務縮小傾向にあるが、Oさんが所属する部署全体としてはむしろ増えており、新たに何人も人を入れている。また、1ヶ月契約を6回繰り返してきたが、目標ポイントをほぼ毎月クリアしている。時給も順調に上がっており、成績不良などあり得ない。

早速、雇用継続を求めて交渉を申し入れたところ、翌日すぐに会社から「雇用継続する」と連絡があり、あっという間に解決。その翌日には新しい雇用契約書も交わした。ただ、なぜそんなすぐに引っ込むような雇止め通告がOさんに対して出てきたのか、会社側は合理的な説明をしていない。当組合としては今後も注意して監視を続けていく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です