イーディーピーと団体交渉を行いました

長年経営難を理由にボーナスを寸志程度しか払ってこなかったイーディーピー。最近は業績好調で黒字が続いているらしいので賞与2ヶ月分を要求して団体交渉を行いました。

イーディーピーHP

1回目の交渉で会社側は要求を完全拒否。黒字が続き経営状況は良好だが累積赤字の解消や設備投資、株主への利益還元が優先で従業員の賞与に割ける資金は少ない。前回(0.53ヶ月分)と同じか上がったとしても1~2%程度と回答。対して組合は「経営悪化は経営者の責任。利益が出たなら従業員にも還元するのは当然」と主張しましたが「金がない。払えない」の一点張りであげくの果てに「最低賃金以上は払っている!赤字の時もちゃんと給料払っていたのに文句言うな!」と逆ギレ。

2回目の交渉にはあまりに酷い会社側の態度に憤慨した従業員10名以上が参加しました。これには会社側もたじたじで、最初は「賞与の額について組合と交渉するつもりはない」と強硬な態度だったものの、最終的には「1ヶ月分払うように社長を説得する。賞与額が決まったら事前に組合に通知する」と回答を得ることができました。

結果は「0.8ヶ月分」。到底納得できる額ではありませんが多くの従業員が交渉に参加し会社側に圧力をかけた結果支給額が上がったのは事実。職場内に仲間を作ることの大切さを改めて感じました。次は昇給や日常的な業務の問題についても交渉する予定です。

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