北合同ニュース№223

北合同ニュース№223 2020年1月

まじめに働く者が報われる当たり前な世の中をつくろう!!

「史上最悪」安倍政権の下で
今さらですが、2020年新年おめでとうございます。
第二次安倍政権の成立から丸7年。第一次政権で教育基本法を改悪、第二次政権でも特定秘密保護法、戦争法制、共謀罪法制と、悪法を強行採決で次々と成立させてきました。また、アメリカに言われるままに兵器やトウモロコシを爆買いし、TPP・日米FTA・水道法改悪など、農業・食の安全や公共財を売り飛ばす政策を推進。さらにその裏では、森友問題・加計問題・「桜を見る会」に象徴されるような、政治と税金の私物化で国を食い物にしていることも明らかとなっています。
こんなデタラメを続ける安倍首相が、こともあろうに憲法をいじくりまわそうとしているのですから、まさしく言語道断! 安倍首相の在位期間は、第一次と合わせた通算で憲政史上最長となったそうですが、「史上最悪」でもあると言わねばなりません。
加速する労働法制改悪の流れ
労働者を取り巻く環境も、さらに厳しさを増しています。大企業と大金持ちを露骨に優遇する経済政策の下、昨年10月からは消費税も増税されました。労働法制についても、2018年、「定額働かせ放題」とも言われる高度プロフェッショナル制の導入を含む「働き方改革」関連法を成立させたのに続き、さらに残業代不払い合法化の拡大を目論んで、データ偽造でいったんは断念した裁量労働制の拡大を性懲りもなく狙っています。また、解雇の金銭解決制度の導入についても、早ければ今年にも法案化するのでは、と言われています。
連帯ユニオン関西生コン支部への異様な大弾圧については、何度もお伝えしてきましたが、法制度の改悪に加えて警察権力まで使って、「まともな労働組合」「モノ言う労働者」を排除しようという流れは、以前からあることではありますが、安倍政権下で加速しているのは間違いありません。
団結と連帯 ! ともに頑張ろう !
労働者にとっては今でも十分厳しい状況ですが、分断され、孤立させられてしまっては、いっそう厳しさを増していくことでしょう。団結と連帯こそが、労働者の生活と権利を守る鍵となります。
私たち北合同は、働く職場はそれぞれ別々でも、みんな同じ組合の仲間です。組合事務所に集まり、顔を合わせ、お互いの近況を報告し合い、励まし合い支え合って、会社の理不尽な仕打ちをはね返すために、また気持ちよく働ける職場をつくっていくために、必要があれば互いに応援に駆けつける。「まじめに働く者が報われる当たり前な世の中をつくろう!」。そんな思いを胸に抱きながら、今年1年、ともに頑張りましょう!(執行委員長・木村 真)

【活動報告】

1.12「2020北合同旗開き」開催

1月12日、阪急高槻市駅前に於て十数名の組合員で「北合同ティッシュ配布」を行った後、高槻市民会館で北合同旗開きが行なわれました。
来賓に管理職ユニオン関西代表、谷正充川西市会議員、中西とも子箕面市会議員の3名を迎え、全部で三十名弱の参加者と少なめでしたが、賑やかな会合となりました。木村委員長から、働く者にとって情勢はますます厳しくなると予想されるが、組合としては前進あるのみ、と力強い年頭あいさつがあり、続いて各人から近況報告、今年の抱負などを語ってもらい、食事をしながら楽しく交流の時間を過ごしました。(小)

阪急高槻市駅前で新春ティッシュ配り

1月12日、旗開きの前の時間を使って阪急高槻市駅前で新春ティッシュ配りをやりました。今回は初の高槻支部と豊能支部の合同企画! しかもエルモとクッキーモンスターの着ぐるみまで登場! かわいい着ぐるみが北合同の旗を持って立っているというシュールな絵が通行人にウケ、子供や若い女性の注目を獲得しました。時期柄ティッシュの受け取りも良く、小一時間でおよそ600枚を配ることができました。
ビラだと年配の方しか受け取ってもらえませんが、ティッシュは世代関係なく受け取りが良いので、若い人からの相談につながったらいいですね。やっぱり合同でやると人数も多く、目立つのでいいなと思いました。2~3人だとちょっと寂しいですからね。定期的に継続してもいいのではないかと思う行動でした。(S)

労働組合つぶしの大弾圧を許さない!

―元日府警本部包囲行動―
連帯ユニオン関西生コン支部への大弾圧が続いています。のべ90名近くが逮捕され、60名以上が起訴されるという、治安維持法下の戦前を思わせるような異様な大弾圧です。「日々雇用労働者の正社員化を要求」「保育所へ提出する就労証明書の発行を催促」したら「強要未遂」として逮捕・起訴…という具合に、全くもってむちゃくちゃ、警察・検察に裁判所まで一体となった権力の暴走です。
この無法で野蛮な弾圧に対し、全国から抗議の声が上がっており、各地で抗議集会が開かれているほか、昨年11月には全国23都道府県から125人の地方議員(元・前を含む)が賛同人に名を連ねて抗議声明を発表。労働法学者も抗議声明を発表するなど、反撃の輪が大きく広がりつつあります。
元日には、昨年に続き、大阪城公園の一角で集会の後、すぐ近くの大阪府警本部をぐるりと一周するようにデモ行進。昨年は150名ほどの参加でしたが、今年は500名近い参加者が、「大阪府警は弾圧をやめろ!」「組合員と家族に謝罪しろ!」と声を上げました。(木)

ぜひご参加を!―学習会「関西生コン支部はなぜ狙われたのか?」(仮)
日時:3月29日(日)午前10時半から12時
場所:茨木市立男女共生センター「ローズWAM」(JR「茨木」歩10分、阪急「茨木市」歩7分)
※北合同とサポートユニオンwith YOUの共催です

1.19「木村真とともに豊中を変える会 新春の集い」

2020年1月19日(日)午後1時30分から豊中商工会議所で開催され、約65名の参加をいただきました。 第一部では「変える会」の総会が行われ、2019年4月の市議選の当選や森友学園問題の報告、労働問題では北合同も関係する連帯ユニオンへの組合つぶしの弾圧などを報告、そして会計報告と2020年度の世話人の紹介とその承認を受けて、第二部へと移りました。懇親会では各テーブルを囲んでの飲食や雑談。そして沖縄民謡の先生・牧さん演奏の辺野古基地反対で歌われる「沖縄をかえせ」などや大川弁護士によるマジックショーなどで盛り上がり、会を終了しました。(田)

食品新聞社労組裁判報告

昨年12月20日、大阪地裁で食品新聞社労組の損害賠償請求裁判第1回公判がありました。原告の北合同組合員でもあるIさんが出廷し、北合同から3人が傍聴しました。弁護士は北合同顧問の大川弁護士。被告側は弁護士のみでしたが、こちらに傍聴人がいるのを不思議そうに見ていました。次回から準備書面の提出、陳述があります。次回は2月12日午後2時より。大阪地裁新館534号室。(小)

組合の新パンフレット作りに取り掛かりました~広報委員会報告

出来上がったホームページには月およそ300件ほどのアクセスが来ています。1日10件の計算ですね。具体的な争議についての記事を更新するとアクセスが伸びる傾向が見えるので、こまめに更新していきたいと思っています。ちなみに新HPの一番下のところにカレンダーを貼って、組合で何がいつあるのかを見れるようにしているので、ぜひチェックしてみてください。
そして広報委員会では、HPに続いて組合の新パンフレット作りに取り掛かりました。これまたHPと同様に、真剣に取り掛かりだすと考えないといけないことが次から次へと出てきまして、一筋縄ではいきそうにありません。またサンプルが出来たら各支部で検討してもらおうと思います。なんとか春までには…!(S)

高齢者無料パス有料化は市バス民営化のための地ならし

昨年の12月市議会で、70歳から無料だった市営バスの高齢者パスが75歳から無料に引き上げられ、70歳から74歳までは一乗車100円とする見直し案が示されました。市民からは「市営を維持するためなら、赤字なら負担はしょうがない」という声も多く聞かれます。
有料化は15年前にも提案され、市は有料化にしなければ経営が成り立たないと説明していましたが、有料化案は議会で否決されました。しかしその後、市バスは黒字決算を続け、貯金も32億円あります。また、市長はすでに市バスの民営化を検討しており、今回の有料化は、市営バスを続けるためのものではなく、むしろ民間企業に移譲するための条件整備なのです。
無料パスは年32億円の経済効果や、温室効果ガスの排出抑制、また高齢者の社会参加を促し、介護保険料は大阪府内で一番安くなるなど多くの波及効果があります。一部でも有料にすれば、これらの波及効果も薄らぎ、地域経済の縮小、環境の悪化、介護保険料や医療費の値上がり、また路線の縮小、減便と悪循環を引き起こしかねません。
市は3月議会で有料化を議会に提案する予定ですが、拙速に過ぎます。無料パスの現状維持と民営化阻止を訴えていきます。(高槻市議・執行委員 高木りゅうた)

【闘いの現場から】

《イーディーピー分会》従業員の怒り結集で支給額アップ!

長年、経営難を理由にボーナスを寸志程度しか払ってこなかったイーディーピー(人口ダイヤモンド製造業・豊中市)。最近は業績好調で黒字が続いているらしいので、賞与2ヶ月分を要求して団体交渉を行った。
1回目の交渉で会社側は要求を完全拒否。黒字が続き経営状況は良好だが、累積赤字の解消や設備投資、株主への利益還元が優先で、従業員の賞与に割ける資金は少ない。前回(0.53ヶ月分)と同じか上がったとしても1~2%程度と回答。対して組合は「経営悪化は経営者の責任。利益を従業員に還元するのは当然」と主張したが、「金がない。払えない」の一点張りで、あげくの果てに「最低賃金以上は払っている! 赤字の時もちゃんと給料払っていたのに文句言うな!」と逆ギレ。
2回目の交渉には、あまりに酷い会社側の態度に憤慨した従業員10人以上が参加した。これには会社側もたじたじで、最初は「賞与の額について組合と交渉するつもりはない」と強硬な態度だったものの、最終的に「1ヶ月分払うように社長を説得する。賞与額が決まったら事前に組合に通知する」と回答を得ることができた。結果は「0.8ヶ月分」。到底納得できる額ではないが、多くの従業員が交渉に参加し会社側に圧力をくわえた結果支給額が上がったのは事実。職場内に仲間を作ることの大切さを改めて感じた。次は昇給や日常的な業務の問題についても交渉する予定。 (N)

《松田精機》配置転換取消・パワハラ謝罪を!

昨年末にホームページから相談のメールをしてきたSさん。豊能支部で話の詳細を聞いてみると、川西市に本社を置く精密部品製造「松田精機」の総務課で勤務していたが、9月から上司によるパワハラが始まり、そのあげくに12月に入ったら突然、社長から箕面工場への異動を言い渡されたという。松田精機では辞めさせたい従業員を異動させることが常習化していることを知っていたSさんは、反発しても無駄かと一度は飲んだものの、なぜ被害者である自分がこのような仕打ちを受けなければならないのか、と納得できず北合同へ相談。すぐさま組合に加入し、配置転換の取り消しとパワハラの謝罪を求めて団体交渉を申し入れ、12月25日に1回目、1月20日に2回目の交渉を行った。
松田精機側は文書では「誠実に対応する」としながらも、実際には問題となっているパワハラと配置転換とはまったく無関係な箕面工場の所長を担当者に任命し、当のパワハラ上司や異動を命令した社長は一切でてこないという無責任ぶり。担当にされた箕面工場の所長も、当然のことながら何の事情も知らず、何の権限も与えられてないことから、こちらからの質問や追求にまったく反論できず、最終的には黙り込む始末。Sさんの生活再建のために、社前抗議を含めて最大限の圧力を与えていく。(S)

《ビプラス/聖美会》府労委申し立てと並行し抗議行動継続

西日本7カ所で美容整形のクリニックを経営する医療法人(本部は大阪市北区)と、その総務部門を分社化した株式会社。ビブラス社経営のエステサロン(高知市)でエステシャンとして働いていたSさん(30代、女性)の、閉店に伴う解雇事件。
ビブラス社はすでに経営実態がないため、「親会社」に当たる聖美会へ団交を申し入れてきた。弁護士を名乗る人物から1度は電話、もう1度はファックスがあったが、「近日中に改めて連絡する」と言ったきりで音沙汰なし。大阪府労働委員会に不当労働行為の救済を申し立て、初回期日は2月14日(金)15時と決まった。並行して、本院にあたる北区曾根崎新地のクリニック前での街頭宣伝、重本理事長の自宅・豊中市緑丘でのビラのポスティングも続けている。ちなみに重本社長宅のガレージには、ベンツのGタイプ(1,500万円ぐらい)とランボルギーニ(たぶん約4,500万円!)、2台の外車が。いや~、美容整形って儲かるんやね! Sさんの最低限度の生活保障のための金なんて、ポケットマネーレベルやろ! さっさと払え!(木)

AET裁判 判決公判

AET裁判(大阪府労働委員会が高槻市を訴えたもの)の判決公判が2月14日にあります。勝訴の可能性はありますが、当該のDさんは既にアメリカに帰国しており、結果の予測は難しいところです。     (小)
判決:2月14日午後1時15分より 大阪高裁74号法廷(7F)

【支部報告】

◇高槻支部

昨年末の忘年会には12名の組合員が集まり、和気あいあいとした会合となった。また、その前に皆に作業してもらった配布用「北合同ティッシュ」作りは、1000個分があっという間にできあがった。その準備を1人でするのに時間がかかり、完成するまで大変だと心配したのがウソのよう。10人以上が集まったのは久しぶりで、更に協力してティッシュ作りをした雰囲気の延長で忘年会が始まり、皆の口が滑らかになって話に花が咲いた。これからはこれに限る! 旗開きの時もそうだったが、楽しい会合の前には共同作業を行おう! 組合員の皆さん、ご覚悟を。 (小)

◇豊能支部

今年の冬は全然寒くないですね。新年一発目の支部会議ではパンフレットの内容を議論しました。労働組合というもの自体が認識されていない現状の中、どうやったら組合を正しく理解してもらえるか、悩ましいところです。相談の数は相変わらず低調ですが、量より質!とうことで、地域に労働組合を浸透させていくことを目標に今年もがんばります。 (鈴)

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